カウンタックの特集をしてる模型雑誌。
その雑誌の解説を読むと、「ミウラ」ありきで、「カウンタック」が誕生したと書かれてある。
ランボルギーニ社を取材し、ドキュメンタリー番組をNHK(?)で放送した。
その事もあり、専門家の注目を集める中、輸入1号になった「ミウラ」を見た時の失望感が大きかったそうで・・・
内外装の作りが荒っぽく、ライト周りの、あのまつ毛やあちこちにあるフィンはアルミ板を乱雑に切り、黒いペイントをぶっかけただけのもの。
ビニールとニットの生地貼りのインテリア、接着が剥がれめくりあがっていたそうです。
まぁ、当時は、ランボルギーニ製な所は、エンジンとトランスミッションで、後はベルトーネが担当!!
ボディ&シャーシ、内装を取り付けた半完成状態で、ランボルギーニ社へ納品してたそうです。
最大の欠点は、公称より400kgも重く、その為、車体剛性が低かったそうで、まともに走らせる状態じゃなかったそうです。
4連装の3Cキャブレターの設定!!
乗用車用のエンジンにレーシングカー用セッティングを施したような代物。
アイドリング中は、プラグがかぶり、アクセルを踏めば、エンジンは咳き込んで満足に走らせれない状態。
ミウラ P400SV
リセッティングされた1台のSVJになると、あまりに普通に走る事に驚くぐらいだそうです。
そういう反省もあり、出されたカウンタックは剛性もあり、ヒットしたそうです。